一つ目の壁を越えた気分です。ようやく50日目です。
取り組む時間は1日平均30分ほどで、素材は現在もNHK world news。

最近は1つのニュースを、1日目は1文ごと、2日目は2文ごと、3日目は段落ごと、
というように十分にこなしてから次のニュースをやるようにしています。
語彙・表現を増やすにはこの方法の方が定着しやすいと感じています。

以前やった素材を時間を空けて再度やってみると、悲しいほどできなかったりします。

短期記憶できない理由の一つに、瞬時に構文分析ができないことがあります。
聞くと同時に構文分析ができないために、繰り返せなかったり、大事な単語が抜けていたりすることがあります。

また、流れをイメージするために、細部ではなく話の流れに意識を集中させようとすると、動詞(”举办”か”召开”)など細部に対する意識が低下し、そっくりそのまま復唱することが難しくなります。4,5回繰り返しても、録音を聞くと、”召开”を”举办”と言っていることがあります。これは全体へ意識を集中するあまり、間違えても支障のない部分を類似語で無意識に言い換えているようです。これが日本語であれば、負担なく復唱できると思うので、自分の中に蓄積されている使える表現がまだ十分でないことが要因として考えられます。

イメージとして、リプロと同時に、繰り返し型のインプットにも取り組めば、アウトプットの引き出しがどんどん増えていき、リプロの負担も減っていくのではないかと思っています。

逐次パフォーマンスの向上を目指して取り組んでいるリプロですが、通訳学校の先生から度々ご指摘をいただいた「語彙力不足」もなんとかしたいので、最近は別途、語彙強化にも取り組んでいます。


一時期、なかなか声を出す練習ができない期間がありました。
子供が寝ている時にやると起きてしまったり、ぐずっていてタイミングが見つけられなかったり。
そこで思い切って、子供がご機嫌な時に、堂々とやってみることにしました。
声もぼそぼそやりたくないので、大きな声を出して、復唱するときは顔を子供に向けてやってみたところ、大興奮してくれました(笑)「きゃっきゃ、きゃっきゃ」と大喜びするので、遠慮なくリプロに取り組めるようになりました。

確かに現場では、聞くのも話すのも100%集中ではなくて、オーディエンスに顔を向けたりしなくてはならないですよね。そのイメージで、子供をオーディエンスとしてやってみると、赤ちゃんといえど、見つめられた状況でアウトプットすると若干気が引き締まります。

笑いかけてきたら、笑い返しながらの作業ですが、これも負荷になっていい感じです。
中国語をやらせることは特に考えていないので、私の下手な発音を堂々と聞かせてしまっているのですが、もし彼が中国語をやりたくなったとしても、10歳までに正しい発音を身につければきっと大丈夫でしょう(^^)

ということで、最近はほぼ毎日リプロできるようになりました。